共有した「無垢の家」への思い
情熱で切り開いた10年
長野県上高井郡小布施町 株式会社 イマイ企画様 今井 氏
INTERVIEW 2012.01.10

加盟後の初見学会で3件受注
広告展開には本部も積極協力
「こんな熱い人がいるのか、とびっくりした」。赤塚社長(当時)に初めて会った率直な感想だった。
木と乾燥にこだわり、「本物」の部材だけを使った家づくりの姿勢や人を見る目の確かさが心に響いた。
元々本物の無垢材を使った方向性を重視していた今井社長が出した結論は「賭けてみたい。乗ってみよう」とビジネスパートナーへの加盟だった。 2001年12月にビジネスパートナーに加盟し、今井社長も惚れ込む数々の建材を使った「本物の家づくり」ができるようになった。
名づけたブランド名は「小布施・夢の家(ゆめのや)」。
幸運にも当時扱っていた太陽熱を利用した暖房システムが話題となり、それをきっかけに夢ハウスのエッセンスを備えた家第1号も受注することもできた。翌2002年の受注数は3件。さらに2003年には本社近くの物件で初めて完成見学会の開催を計画する。
ところが、広告の打ち方がわからない。そもそも経験がない。そこは夢ハウスの本部が全面的に協力する。広告原稿のひな形を提供し、写真だけを差し替えた。インパクトを出すため、地元紙に折り込まれる不動産情報誌に決して安くない費用をかけて1Pの全面広告を掲載して告知した。結果、2日間で来場者は64組。うち3件が受注につながる大成功となった。
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